【2026年最新】オリエンタルランド決算をわかりやすく解説!過去最高の理由と株主優待
- 今回の決算がいつの期間の話なのか
- 上半期の業績と好調だった理由
- 1年間の業績予想の見直し内容
- これからのディズニーリゾートの新しい動き
- オリエンタルランドの株主になる方法と株主優待
- ゲスト目線で気になるポイント
2026年10月29日、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが決算を発表しました!
結論から言うと、2026年4月〜9月の半年間は、売上も利益も過去最高でした。
さらに、1年間の予想も上方修正して、こちらも過去最高になる見込みです。
「決算」と聞くと難しそうですが、この記事では株や会計に詳しくない方でもわかるように、数字の意味をかみくだいてまとめました。
パークに遊びに行く人にとって関係のある話も多いので、ぜひ最後まで読んでみてください。
そもそもオリエンタルランドの「決算」って何?
オリエンタルランドは東京ディズニーリゾートの運営会社
オリエンタルランドは、千葉県浦安市にある東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを運営している会社です。

実は、ディズニーホテルや、イクスピアリ、ディズニーリゾートラインも、オリエンタルランドのグループが運営しているよ
意外と知られていないのですが、オリエンタルランドはアメリカのウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社ではありません。
ディズニー社とライセンス契約を結んで、日本の会社としてパークを運営しています。
なので、東京ディズニーリゾートの売上や利益は、オリエンタルランドの決算を見るとわかるんです。
今回の決算は「2026年4月〜9月」の半年分
オリエンタルランドの1年は、4月に始まって翌年3月に終わります。
今回発表されたのは「2027年3月期 第2四半期決算」で、言いかえると2026年4月1日〜9月30日の半年分(上半期)の成績表です。
決算でよく出てくる言葉も、かんたんに整理しておきますね。
- 売上高
- パークのチケット、グッズ、食べ物、ホテルの宿泊などで入ってきた金額
- 営業利益
- 売上から人件費や材料費などを引いた、本業での儲け
- 純利益
- 本業以外の収入や税金なども含めて、最終的に会社に残った儲け
- ゲスト1人当たり売上高
- パークに来た人が、1人あたりいくら使ったか
この4つさえ押さえておけば、この記事の内容はバッチリ理解できますよ!
結論:上半期は売上・利益ともに過去最高
まずは、上半期の成績を表にまとめました。
売上高は3,487億円で前年より約1割アップ
半年間の売上高は3,487億円で、前の年の同じ時期より325億円(10.3%)増えました。
営業利益も784億円で、前年より102億円(15.0%)増えています。
どちらも上半期としては過去最高です。
ここ3年の推移を見ると、毎年しっかり伸びているのがわかります。
純利益の伸びには一時的な収入も入っている
最終的なもうけである純利益は618億円で、前年より28.1%も増えました。
ただ、この中には沖縄のホテル(ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄)への出資案件でホテルを売却した収入なども含まれています。
この影響で、本業以外の収入が前年の27億円から147億円に増えています。
毎年入ってくるお金ではないので、本業の実力を見るなら営業利益の15.0%アップのほうを見るのがおすすめです。
好調だった3つの理由
理由1:東京ディズニーシー25周年で来園者が増えた
上半期の入園者数は1,310万人で、前年より85万人(6.9%)増えました。
1番の理由は、2026年4月15日から始まった東京ディズニーシー25周年イベント「スパークリング・ジュビリー」の人気です。
おもしろいのが、今年の上半期は雨の日がかなり多かったことです。
資料によると、平日の雨の日は38日(前年21日)、土日祝日の雨の日は19日(前年12日)でした。
それでも来園者が増えたのは、25周年の注目度がそれだけ高かったということですね。
理由2:グッズと食べ物がよく売れた
ゲスト1人当たり売上高は18,940円で、前年より744円増えて過去最高になりました。
内訳を見てみましょう。
伸びたのはグッズ(商品販売収入)で、前年より10.8%アップです。
25周年の記念グッズがよく売れたことが大きいようです。
食べ物(飲食販売収入)も、25周年のスペシャルメニューやフードスーベニアが好調で5.8%増えています。
一方で、チケットやディズニー・プレミアアクセスなどの「アトラクション・ショー収入」は、ほぼ前年と同じでした。
ちなみに、このアトラクション・ショー収入のうち、有料のディズニー・プレミアアクセスが1割以上を占めているそうです。
理由3:ディズニーホテルがほぼ満室状態
ディズニーホテルの客室稼働率は94.8%で、前年の92.3%からさらに上がりました。
平均の客室単価も68,332円で、前年より1,526円上がっています。
稼働率94.8%というのは、ほとんどの日がほぼ満室ということです。
ディズニーホテルの予約が取りにくいと感じている方も多いと思いますが、数字で見てもやはり人気は続いています。
一方でコストも増えている
もちろん、良いことばかりではありません。
テーマパーク事業では、人件費が前年より51億円増えました。
業績が良かったことによる賞与(ボーナス)の分が30億円、正社員の人件費の増加などが21億円です。
ほかにも、25周年イベントの費用やエネルギー費(電気代など)も増えています。
それでも売上の伸びが大きかったので、全体では増益になりました。
事業ごとに見ると、稼ぎ頭はやっぱりパーク
オリエンタルランドの事業は、大きく分けて「テーマパーク」「ホテル」「その他(イクスピアリやモノレールなど)」の3つです。
売上の約8割、営業利益の約8割をテーマパーク事業が占めています。やはりオリエンタルランドの中心はパークなんですね。
ホテル事業は、売上は5.2%増えたものの、人件費などが増えて営業利益は2.6%減りました。
人気は高いけれど、運営にかかるお金も増えている状況です。
1年間の予想を上方修正!こちらも過去最高の見込み
上半期が好調だったことに加えて、下半期(2026年10月〜2027年3月)も好調が続くと見込んで、1年間の業績予想が引き上げられました。
売上高7,633億円、入園者数2,850万人の見込み
1年間の売上高は7,633億円の予想で、4月時点の予想(7,243億円)から390億円引き上げられました。
営業利益は1,854億円、純利益は1,335億円の予想で、どれも過去最高になる見込みです。
入園者数は2,850万人の予想で、4月時点の2,800万人から50万人増えました。
前年の2,753万人と比べると、97万人多い計算です。
1人当たりの金額は19,429円まで上がる見込み
ゲスト1人当たり売上高は、1年間で19,429円になる予想です。
前年の18,403円から1,000円以上上がります。
理由として、資料では次の3つが挙げられています。
- ディズニー・プレミアアクセスの利用が増える
- 変動価格制で、高い価格帯のチケットの割合が増える
- 25周年関連のグッズや食べ物がよく売れる
つまり、混雑する日の高いチケットを買う人や、有料のプレミアアクセスを使う人が増えているということです。
配当は1株18円に増やす予定
株主に配る配当金も、4月時点の予想の年16円から、年18円に増やす予定になりました。
中間と期末でそれぞれ1円ずつ増やす形です。
実はオリエンタルランドの株は、証券口座があれば私たちも買うことができます。
株主になると、配当だけでなくディズニーのパスポートがもらえる株主優待もあるんです。
詳しくは記事の後半で紹介しますね。
ゲスト1人当たりの金額は5年で約4,600円アップ
ここで、パークに行く人にとって気になる数字をもう少し見てみましょう。
1年間のゲスト1人当たり売上高の推移です。
2021年度(2022年3月期)は14,834円でしたが、2026年度は19,429円になる見込みです。
5年で約4,600円、割合にすると約3割アップしています。
チケット代やグッズ、食べ物の値段が上がったことに加えて、プレミアアクセスのような有料サービスが増えたことも影響しています。
パークで使うお金は、年々増えていると考えておいたほうがよさそうです。
これからのディズニーはどうなる?今後の予定
決算資料には、これからの新しいアトラクションやショー、イベントの予定もまとまっていました。
ゲスト目線で大事なものを、時系列で整理しました。
2026年11月30日:インディ・ジョーンズ・アドベンチャーが再開
東京ディズニーシーの人気アトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」が、2026年11月30日に再開します。
再開後はディズニー・プレミアアクセス(1,500円)の対象にもなる予定です。
私も何度も乗っている大好きなアトラクションなので、再開はとてもうれしいです!
2027年4月15日:シュガー・ラッシュの新アトラクションが開業
東京ディズニーランドでは、トゥモローランドに「シュガー・ラッシュ:スウィートレスキュー」が2027年4月15日に開業します。
投資額は約295億円で、ディズニー・プレミアアクセスの価格は3,000円の予定です。
詳しい内容は、こちらの記事でまとめています。

2027年:スペース・マウンテンとトゥモローランドが一新
同じく2027年には、新しくなった「スペース・マウンテン・アースライズ」と、新しい広場「トゥモローランド・プラザ」も登場予定です。
トゥモローランドは、2027年に大きく生まれ変わることになります。
2027年秋:東京ディズニーシーに新ステージショー
東京ディズニーシーでは、新しいステージショー「ブリング・ザ・リズム!」が2027年秋に始まる予定です。
投資額は約100億円で、ショーとしてはかなり大きな投資です。
2028年:東京ディズニーリゾート45周年
2028年は、東京ディズニーリゾートの45周年です。
資料の中でも、成長に向けた大きな節目として紹介されていました。
プレミアアクセスは対象が増え、来園前の購入も可能に
ゲストにとって大きな変化なのが、ディズニー・プレミアアクセス(有料で待ち時間を短くできるサービス)の広がりです。
2026年9月からは、ビッグサンダー・マウンテンやプーさんのハニーハント、レイジングスピリッツなども対象になりました。
その一方で、無料で使えた「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」は、2026年8月31日で終了しています。
さらに、2027年度にはディズニー・プレミアアクセスを来園前に予約できるサービスが始まる予定です。
当日パークに入ってからスマホで取り合う必要がなくなるので、予定を立てやすくなりそうですね。
設備への投資は前年の約2.6倍
2026年度の設備投資額は2,223億円の予想で、前年の862億円から大きく増えます。
主な内訳は次のとおりです。
- クルーズ事業:962億円
- 東京ディズニーランド:498億円(設備の更新・改良など)
- 東京ディズニーシー:410億円(メインエントランスの改修、ブリング・ザ・リズム!など)
- ホテル事業:149億円(京都ブライトンホテルのリニューアルなど)
東京ディズニーシーのメインエントランスの改修も入っているので、入口の雰囲気が変わるかもしれません。
新しい柱「ディズニー・イマジネーション」クルーズ事業
決算資料の最後には、クルーズ事業についてもまとめられていました。
オリエンタルランドにとって、パーク以外の新しい柱になる事業です。
2029年春に東京から就航予定
日本のディズニークルーズ「ディズニー・イマジネーション」は、2028年度後半(2029年春)に就航予定で、準備は順調に進んでいるとのことです。
東京国際クルーズターミナル(お台場)から出発し、2〜4泊程度のショートクルーズが中心になります。
料金は、1人1航海あたり10万〜30万円台が中心の予定です。
年間売上約1,000億円を目指す
オリエンタルランドは、就航から数年後に年間売上約1,000億円、年間乗客数約40万人を目指しています。
1年を通して運航する2029年度から黒字を見込んでいて、1隻目が成功したら2隻目も検討するそうです。
なぜパークの会社がクルーズを始めるの?
資料では、クルーズに参入する理由として次のようなことが挙げられていました。
- 舞浜だけに頼るリスクを減らせる
- 天気に左右されにくい
- 土地の広さに縛られずに広げられる
日本の人口当たりのクルーズ利用率は0.2%で、アメリカの5.9%と比べるとかなり低いです。
オリエンタルランドは、日本のクルーズ市場にはまだまだ伸びる余地があると見ています。
クルーズ船には乗ったことがない私ですが、ディズニー・イマジネーションは就航したら絶対に乗りたいと思っています。詳しくはこちらの記事でまとめています。

オリエンタルランドの株主になるとディズニーに行ける?
ここまで決算を見てきて、「この会社、応援したいな」と思った方もいるかもしれません。
オリエンタルランドは東京証券取引所に上場している会社なので(証券コード:4661)、証券口座を作れば誰でも株を買って株主になれます。
そして、ディズニー好きにとって見逃せないのが株主優待です。
株主優待はディズニーの「株主用パスポート」
オリエンタルランドの株主優待は、東京ディズニーランドか東京ディズニーシーのどちらかで使える1デーパスポート(株主用パスポート)です。
もらえる枚数は、持っている株の数で決まります。
いちばん少ない条件だと、3月末に500株以上を持っていれば、年1枚もらえます。
100株でも3年持てばパスポートがもらえる
もうひとつ注目なのが、長く持っている株主向けの優待です。
100株以上を3年以上持ち続けると(3月末と9月末の株主名簿に、同じ株主番号で連続7回以上のっていること)、毎年12月ごろにパスポートが1枚追加でもらえます。
500株は少しハードルが高いですが、100株なら手が届きやすいです。「すぐにもらえなくてもいいから、のんびり持ちながらディズニーを応援したい」という方にはぴったりの制度ですね。
実際に買うにはいくら必要?
2026年10月30日時点の株価は3,438円前後でした。株は基本的に100株単位で買うので、必要な金額の目安は次のとおりです。
- 100株:約34万円(長期保有でパスポート年1枚をねらう場合)
- 500株:約172万円(3月末の優待で年1枚もらえる)
株価は毎日動くので、実際の金額は買うときに必ず確認してください。
株を買う前に知っておきたい注意点
良いことばかりではないので、正直に注意点も書いておきます。
- 株価は下がることもあり、買ったときより値下がりして損をする可能性がある
- 株主優待の内容は、会社の判断で変わったり、なくなったりすることがある
- 優待をもらうには、基準日(3月末・9月末)に株主名簿にのっている必要がある
- 長期保有の優待は、途中で売ってしまうとカウントがリセットされる
この記事は、オリエンタルランドの株を買うことをおすすめするものではありません。
投資は余裕資金で、ご自身の判断で行ってくださいね。
株を買うなら楽天証券がおすすめ
オリエンタルランドの株を買うには、まず証券会社の口座が必要です。
私がおすすめしたいのは、自分も実際に使っている楽天証券です。
私は楽天証券でNISAの積立をしていて、楽天カードで積み立てています。
カード決済でポイントが貯まって、貯まった楽天ポイントをまた投資やお買い物に使えるので、楽天のサービスをよく使う方にはかなり相性がいいと感じています。
- 国内株式の取引手数料が0円(「ゼロコース」を選んだ場合)
- 楽天ポイントを使って国内株式を買える(1ポイント=1円)
- 総合口座と同時にNISA口座も申し込める
- 口座開設数は1,400万口座を突破(2026年4月時点、楽天証券公式サイトより)
オリエンタルランドの株をNISA口座で買えば、配当金や値上がりした分の利益に税金がかからないのもうれしいポイントです(NISAの年間の投資枠の範囲内)。
株主になるまでの流れ
- 楽天証券で口座開設を申し込む(スマホで本人確認までできます)
- 口座に入金する
- 銘柄検索で「オリエンタルランド」または「4661」と入力する
- 買いたい株数(100株単位)を入力して注文する
- 権利付き最終日(基準日の3月末・9月末の2営業日前)までに買って持っていれば、優待の対象になる
口座開設には数日かかることがあるので、気になっている方は早めに申し込んでおくのがおすすめです。
ソルテの正直な感想
毎月パークに通っている身としては、業績が好調なのは素直にうれしいです。
利益がしっかり出ているからこそ、シュガー・ラッシュや新しいスペース・マウンテン、クルーズのような大きな投資が続けられるんですよね。
一方で、正直に言うと気になる点もあります。ゲスト1人当たりの金額が5年で約3割も上がっているのは、私たちの出費が増えているということです。
無料のプライオリティパスが終わって、有料のプレミアアクセスの対象が広がっているのを見ると、「お金をかけるほど快適に過ごせるパーク」に変わってきていると感じます。
これからパークに行く方は、次のような工夫をしておくと安心です。
- 変動価格制なので、チケットが安い日を選ぶ
- プレミアアクセスを使うかどうか、行く前に予算を決めておく
- 新アトラクションの開業直後は混雑するので、日程に余裕を持つ
来園前にプレミアアクセスを予約できるようになれば、計画は立てやすくなりそうです。
始まったら、使ってみた感想もこのブログで紹介しますね!
もうひとつ、ディズニーが好きで、パークにお金を使う機会が多い方は、株主としてオリエンタルランドを応援するという関わり方もあります。
業績が良ければ配当が増えますし、長く持てばパスポートももらえます。
値下がりのリスクもあるので無理は禁物ですが、「ディズニーが好き」という気持ちを投資につなげられるのはおもしろいところです。
よくある質問(FAQ)
まとめ
オリエンタルランドの2026年度上半期は、東京ディズニーシー25周年の人気で、売上も利益も過去最高でした。
これからもインディ・ジョーンズの再開、シュガー・ラッシュの開業、クルーズの就航と大きな話題が続くので、また新しい発表があればこのブログでまとめていきます!
オリエンタルランドの株主になって、優待でディズニーを楽しみたい方は、まずは楽天証券の口座開設から始めてみてくださいね。


※本記事は2026年10月29日時点の情報をもとに執筆しています。数字はオリエンタルランドの決算説明資料にもとづき、金額は億円未満を切り捨てて記載しています。


